毎年、誕生月に報告をしているのに今年は大イベントがあったにもかかわらず、書き逃していました。
2014年中間に合う様に(勿論スイス時間)今からまとめたいと思います。
11月近辺に、ロンドン旅行を皮切りに毎年場所を変えて会っている友達がいます。お互いの誕生日が近く同じ年であるフィレンツェ留学時代からのお友達。
度々彼女からフィレンツェまで会いに来て欲しいと要求されては、忙しいからと理由をつけて断っていました。
で、誕生月近くなった頃に「どうしても今回はフィレンツェまで会いに来て欲しい!」とだだをこねなれ(笑)訪ねに行く事を決断しました。
かれこれ15年振り位のフィレンツェ。
電車に乗ってしまったら、4時間半弱で着いてしまいました。
今、このスイスでチッポケな村に住んでいるからか、フィレンツェの町のあちこちが、覚えていた大きさとは大分違い、想像以上に全てが巨大で驚いた。
今回は、一人で出発して彼女の家に3日間お邪魔しました。その後家族がやって来て合流するというプログラム。
息子達にもフィレンツェを見せてあげたかったのでとても良い機会になりました。
3日間お世話になった彼女宅
中心街にあって何処に行くにも超便利
田舎でありながら、田舎だからこそ?モダンなものばかりを受け入れるここスイスを出て、都会のフィレンツェにやってくる。ここにはまだ職人魂というのが健在で、感動するばかり。
眠っていた、留学時代に感じた熱い想いが蘇って来た。
靴職人、仕立て屋、彫金家、石留め職人、革職人、、、「手」のエネルギーを信じて仕事している人達で溢れている。
老舗が多く残っているので、お店のオーナーは地元の人ばかりと言うのも新鮮。
「ハヒフヘホ」と喋る、懐かしいフィオレンティーナのイタリア語を聞いては心温まる。
もの凄く小さなスペースで、バイオリンを作っているか修理をしているアトリエ
留学時代に通いつめていた工具屋
その頃のおじちゃんがちゃんと居て嬉しかった
今回500€分位の工具をお買い上げ〜
工具って、見てるとドンドン欲しくなるのよね!
今回絶対に行かなきゃと思っていた、当時から好きだったお店QUELLE TRE(あの3人と言う意味)。美人3姉妹がデザイン、仕立て、販売をやっているとても可愛いお店です。
以前はDUOMOの近くにあったのですが、何年か前に川の向こう側にある
via santo Spiritoにお引っ越しをしていました。
事前に伺う事を伝えてあったからだけど、お店のドアを開けるなり「お帰りなさい!」と声を掛けられて、とっても嬉しかった〜
こちらも手仕事の暖かみが感じられるモノ達でいっぱい。
スポーティなデザインではない、可愛い布で作られた自転車用リュックと、リバーシブルの手袋。そしてブルーグリーン色のラッパズボンを購入しました。
お店のホームページ→QUELLE TRE
ファミリーがやって来てから、お友達が用意してくれたアパートへ移動。
アパートのある通りから見えるDUOMO
昼食は、色んな所で話題になっていた市場Mercato Centrale Firenzeの2階でとることにしました。なんだかリニューアルされていて、一階の生臭い市場からは想像つかない雰囲気に!
今回フィレンツェに来て初めての赤ワインをこちで頂きました
ホームページまで出来ていました→Mercato Centrale
息子達にとって、初めてのフィレンツェ
色んな新しいものを見れて、食べれて、食べれて、食べれて
きっと良い思い出になったことでしょう
私にとっても色んな刺激となり、新たな気持ちで色んなことに取り組めることが出来ました。友達に会って「やっぱ友達っていいな〜」と深く感じたことがフィレンツェまでやって来て一番の修得。
自分の技術がまだまだなことを痛感したり、でも手仕事って本当にいいなと改めて感じ、これからもパッション持ってやって行こうと思いました。
来年は、まだまだ熱くなりきれていない情熱を出し切っていけたらな。。。
最後に、お友達からの素敵な贈り物をお見せします。こういう繊細なものこそ普段着にもサラッと付けこなせるようなセンスを持ちたいな。
アンティークレースでアクセサリーを作っている彼女のお友達作
綺麗な藤色に染められシルバーの線が入った繊細なブローチ
それでは、来年も宜しくお願いします。