2014年8月8日金曜日

11a Puntata MXC Musica Per Camionisti "La Pantera del Sol Levante"


↓まずは、こちらをご覧ください。トレイラーです。



CLICK TO LISTEN THE RADIO

以前こちらで紹介しましたラジオ番組に私自身も出演してきました。
イタリア語なので、解説していきますね。
この番組は、「あなたの10曲を持って来てください」と事前に言われる以外全く打ち合わせがないまま、いきなり収録に入るんですよ。
皆にとってサプライズで、ある意味その危うい感じが面白かったりするのでしょうか。

10曲を選ぶのにかなり苦労しました。
どういう10曲?
実際話しているのですが、今の自分はアコーディオンに関する曲をけっこう聴いているけど、そんなのばかりではきっと面白くないだろう。
私が選ばれたということは、日本の音楽は絶対期待されているだろう。
色んな事を考えた上で決めた10曲。
ということで、現在と過去を行ったり来たりの選曲になりました。
それぞれにエピソードがあり、全部が10本の指に入る超お気に入りな曲と言う訳ではなく、どちらかと言うと自分の人生の思い出の曲が多い。それでも、何度選び直したか分かりません。

始まる前に「番組のタイトルを日本語で言って!」と言われて、「え〜なんだ?」と思っているうちに始まってしまって、初っ端から噛んでます(汗)
声が震えているし、それに、こんなに自分のイタリア語にナマリがあるとは知らなかった〜。恥ずかしい。
でも、ディスクジョッキーの彼らが上手く盛り上げてくれたおかげで、途中から緊張は殆どしていなかったです。
たまに質問の意味が分からなく、答えている事がそれに合っているかも分からなかったりしますが、イタリア語の分かる方、その辺は多めにみてください。

始終こんな笑顔な私でした



         [PLAY LIST]
  1.  Unfamiliar / Ride
  2.  Train to Heaven / Motion Trio
  3.  Cuddly Drug / Five Thirty
  4.  Cosmic Gypsy / United Future Organization
  5.  Young Alive, in Love 恋とマシンガン / Flipper's Guitar
  6.  キャンディ ハウス / Thee Michelle Gun Elephant
  7.  Larrons en Foire / Raphael Beau
  8.  Home / Sean Lennon
  9.  When I'm Sixty-Four / The Beatles
10.  Pumpkin & Honey Bunny  Miserlou / Dick Dale & The Del-Tone


ラジオをお聴きになられたい方、MXCからお聴き頂けます。
以下の解説と合せてどうぞ!

それぞれの選曲理由
1.ライドは学生時代、キャーキャーなファンだったのです。ライブの当日券を手に入れようと朝から並んで、ライブ中は興奮しまくって、ライブ後はメンバーの送迎車を見送るまで残っていました。私をご存知の方は、そんなことを私がしていたなんてキャラが違うと思われるのではないかと思います。それ程燃えていたのですね、18歳の頃。

2.Motion Trioは今の私にとって神の様な存在。3人のアコーディオニストがアコ3台で何でもメロディーにしてしまう凄腕なのです。この曲も汽車が走っているように本当感じるのですよ。

3.こちらはまた学生の頃の曲ですが、友達が凄くハマっていて私も聴いていました。よくあるA面よりもB面の方が良いという部類。聴き始め「これはアイドル系っぽいなぁ」と言われちょっと恥ずかしい気持ちになりました。が、聴き終わったあと、後編から変わっていて良かったということです。

4.UFOに関しては、東京にお勤めしていた頃、同僚の自宅にお泊まりして踊りまくって盛り上がった思い出。忘れられなくてこちらで紹介しました。勿論UFOは大好きです。

5.この曲の紹介にあたって、もごもごしていますが、3曲目にアイドル系の話が出たので、フリッパーズの声が可愛過ぎる事でまたそう思われるのではないかと心配している様子が伺われます。そして皆に曲を掛ける前にいじられています私。
いやぁ、でも本気で好きだったのよ、フリッパーズ。
小山田君のコーネリアスは今でも追って聴いています。
で、実際これを聴いた皆は、散々私をからかったのに、意外にも超〜お気に入り。そんな訳でトレイラーに使う曲はここで決まりました!

6.こちらに関しては、10年近く前に一時帰国した時にレコード屋で視聴して超気に入って買ったというだけで、詳細不明。ディスクジョッキーの皆様はかなり気に入っていたようです。このジャンルは最近またヨーロッパでリバイバルしているらしく、日本は流行の先端を行っていて流石だと言っていました。

7.パントマイマーとのスペクタクル用に作曲をしていたころ、参考になったアルバムの中の一曲です。スペクタクルのナンバーに合せて作るのに映画の中のサントラに自然と興味を抱き、特にはまったのが、フランス映画のMicmac。映画のシーンともの凄くはまった作り方をされているので、実際映画を観た方が魅力を感じられるかな。

8.ジョンレノンの息子ショーンレノン。散々皆には「お父さんが偉大過ぎて」と受け入れて貰えそうもなさそうな中、「くすぐったい存在」とか、「かっこよくないのに、とても魅力的な男っているじゃない?」とか、色々説明している私がいます。そう言う感じでいつも気になる音楽なのです。

9.そんなんで、お父さんの方も入れました。学校でこの曲の歌詞を耳で聴いて書かされた思い出。曲も凄く好きです。

10.私自身4人のアコーディオニストで演奏をしているのですが、これからの課題がこの曲。まだアコーディオンの四重奏どのような仕上げになるかは全く分かりません。まだ弾いてみてもいないのですが、9月以降からまた彼女らと会って仕上げて行くと思います。

こちらからもバックナンバー合せてどうぞ。


殆ど聴こえてこないですが、BGMの選曲もしています。
10曲の中に入れようか迷った曲なんかも入っています。

       [BGM PLAY LIST]
  1. Other Possibilities / Rachel Portman
  2. Lillies of the Valley / Jun Miyake
  3. Music of the Found Harmonium / Penguin Cafe Orchestra
  4. Is This Music? /Teenage Fanclub
  5. Cool Spy On A Hot Car / Flipper's Guitar
  6 .Little Story / Motion Trio
  7. Sennen / Ride
  8. Higher Than The Sun / Primal Scream
  9. Drop / Cornelius
10. Into Something / Cornelius
11. Delilah Sands / Brilliant Corners
12. Oblivious / Aztec Camera


番組の中心的ディスクジョッキーを務めているサウル氏は以前ライブにも行ったHOUSTONESのボーカル&ギターでもあります。
そして本職は中学校の美術の教師ときた!
こんな先生だったら授業も楽しそうだな。